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旬のネタに思わずなっとく!なるほど!なるぱーく

山が色づき、風も爽やかなこの季節。まさに絶好の行楽シーズンの到来です!
秋の風景を目にしながら家族揃って食べるお弁当も、この季節の醍醐味と言えるでしょう。
そのお弁当に欠かせないものの一つが、そう、海苔です。
おにぎりやおかずに巻いたり、ごはんにかけたり、使い方いろいろ。
今回は、日本人の食事の名脇役・海苔を紹介します!

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栄養素が豊富!美容と健康にうれしい海苔

海苔 海苔は古代から日本人が食してきたもので、古くは奈良時代の文献にも登場するほどです。江戸時代に養殖技術が成熟すると、和紙の製法を用いた薄い「板海苔」が作られるようになりました。現在私たちがイメージする「海苔」とは、この「板海苔」のことを指すのが多いですね。
市販されている板海苔の多くは、縦21cm×横19cmのいわゆる「全型」と呼ばれる大きさで、その重さはわずか3g。しかしこれだけパリパリに薄い1枚の海苔の中に、豊富な栄養素が含まれていることをご存知でしょうか?
まずは、たんぱく質。卵の5分の1の量が海苔1枚に含まれており、その上たんぱく質の構成成分であるアミノ酸の中の「旨味」成分・グルタミン酸が多く含まれています。お肌や髪の毛など美容にも大きく影響のあるたんぱく質が多いのは、女性にとって見逃せませんね!
また、ビタミンAやB1、Cも豊富に含まれており、皮膚を保護して免疫力を高める効果や疲労回復効果、美肌効果なども期待できるのです。風邪をひきやすくなるこの季節にはぜひ摂取しておきたい成分です。
他にも、レバーと同じぐらいの量の鉄分や、新陳代謝を活性化させ脂肪燃焼効果も期待できるヨウ素なども多量に含んでいる海苔。どうですか?パリパリ薄いあの1枚は、美容や健康にとっても心強い食卓の名脇役だったことがおわかりいただけたでしょう。

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伊勢湾・三河湾は全国有数の海苔の生産地!

ところで、「海苔の名産地」と言うと、どの地域を思い浮かべますか?
実は、なるぱーくがある愛知県や隣の三重県は、全国でも有数の海苔の名産地なのです!
伊勢湾や三河湾は、太平洋からの黒潮がうまく回り込む他、木曽・長良・揖斐の「木曽三川」や矢作川、豊川(とよがわ)といった清流が流れ込んでいるため、窒素やリンなどの栄養塩が豊富な海域になっています。そのため魚介類の生育に適しており、海苔の養殖も盛んに行われている地域です。浅瀬に何本もの杭が立ち並ぶ海苔養殖の風景をご覧になったことのある方も多いでしょう。

生産量において全国的に有名なのは、九州の有明海や兵庫県の播磨灘ですが、伊勢湾や三河湾の海苔は収穫量においては多くないにもかかわらず、その美味しさで全国に知られているのです。その一例として、以下のエピソードが挙げられます。
お茶漬け かつて江戸前海苔の本場として鳴らした東京・大森は、首都高速道路の建設により漁場の多くを失うこととなりました。伝統ある海苔を途絶えさせてはならないという危機感の元、大森の海苔業者は全国の海を回って美味しい海苔の産地を探しました。そこで行き着いたのが、伊勢湾だったのです。東京湾と地形が似ていることもあり、海苔の生育も大森のかつての様子を想起させるものでした。伝統的な大森の海苔製造技術を最大限に活かせる海苔であるとして、この地域の海苔が選ばれたのです。
そのため、現在でも愛知県産の海苔は高級海苔として親しまれています。

そんな海苔の収穫時期は早いところで10月から。遅くとも12月には始められ、翌年5月ごろまで続けられるとのこと。つまり、今が収穫の始まりの時季なのです。
古代から日本人に愛され、栄養素が豊富で、なおかつ地元の名産品でもある海苔。和食の名脇役を、この際、ちょっと見直してみてはいかがでしょうか?

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  お茶と海苔 磯田園 なるぱーく1F
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